3つの価値

私どもの使命

我々がこの会社を立ち上げた理由は、本当に困っている方々に寄り添った形で、会社・経営陣・社員を良い方向に向かうためのお手伝いをしたいということです。したがって、MBAで教えているような当たり前のアクションを綺麗にまとまったプレゼンテーションすることでコンサルティングを完了することは、ありません。プランニングから結果がでるまで協働していくことが、われわれの目指すところです。コンサルティングを行うメンバーは、これまでに会社再生を果たしてきたメンバーに限定しております。その実践で戦ってきたノウハウを最大限に使ってお手伝いをしたいと思っています。

Reborn 会社が生まれ変わるとは

私たちがめざしていることは、短期的な財務諸表が良くなるだけではなく、中長期で継続的に育っていくようになることです。実務において会社の生まれ変わりを成し遂げた経験とノウハウから企業が生まれ変わることを支援します。これを実現するために私たちが重要視していることは次の3つです。

  • 1)バリュー・ドライバー
  • 2)判断から決断へ
  • 3)社員自身による変革

バリュー・ドライバー

バリュー・ドライバーとは、その企業の価値を生みだしている要因です。この要因を伸ばすためにこれを阻害する活動と貢献しない活動を取り除きスリム化を図ります。そのスリム化で生まれた経営資源(資金・人材)をこのバリュー・ドライバーとなる活動に投入し事業の成長を目指します。私たちの経験ではこのバリュー・ドライバーはその企業に固有のものであり、その企業の文化にも紐づいています。私たちはさまざまな業界や複数の企業での経験から得たノウハウで、財務と業務の両面による分析とからこのバリュー・ドライバーを特定します。

企業価値

判断から決断へ

私たちが重視するのは、正しい判断を下すための判断材料です。事業はさまざまな要素が複雑に関連しあっています。その関係性を整理しながら、どういった経済・経営指標を判断材料として迅速に意思決定を行うかです。私たちはバリュー・ドライバーの分析と並行してこの判断材料の整理を行います。ぶれない決断を行うには、必要な判断材料を同じタイミングで俯瞰的にレビューすることが重要だと考えています。私たちは、事業の様々な領域での実務経験から様々な業務への影響をもとに、この判断材料の整理と意思決定への適用をモデル化し意思決定の支援を行います。

意思決定

社員自身による変革

私たちが目指すことは持続的な成長です。新しいやり方を定着させるには、その会社の固有の文化と親和性が重要です。結果を導き出すやり方は一つではなく様々です。社員自身が自分たちでやり方を作る過程で設計の支援をしながら、その会社に適応したやり方を作り上げ、そこに参画した社員がその後で実際に業務を担うことで新しい業務が定着します。

持続的成長

失敗からの学び

なぜ失敗するのか 私たちが学んできたこと

バリュー・ドライバー

目先の財務諸表の改善やキャッシュを手に入れるために、その企業の中核となる要素を削減したり、時には売却して手放したりして失ってしまいます。借金を返した後に何もなくなってしまうケースです。その逆のケースとして、本来の資産の意味がそれほど重要ではなく代替可能にもかかわらず、資産が、借り入れのための担保として使用され、利息を支払い続け借り入れは減らないというジレンマに陥っているケースもあります。

判断と決断

判断材料が整理できずに、うだうだと議論を続け答えが出ない、そのため決断も下せない。一生懸命議論してはいるが、状況が刻々と変わり実際は何もしないまま時間が過ぎて、手の打ちようがなくなり立ち行かなくなってしまうケースです。また、外部環境は、変化が起きているのもかかわらず、これまでやってきたことを何も考えずに継承していくだけで、変化にはいつも反対する社員が大きな発言権を持っているケースもあります。

社員による改革の実現

外部の専門家が決めたお仕着せのやり方が、会社の文化・作法にあわず社員がそのやり方になじめないため定着せずに終わってしまうケースです。会社の価値は、会社が生み出す価値であり、その活動はその企業の文化と密接に結びついたものです。企業文化は一朝一夕で変えられるものでない以上、その文化に則さないやり方を定着させるには、そのための膨大な労力を必要とします。